http://荒らし執行サイト.com

・・・・・・・・・・・・・・

放課後、私は1人、
誰にも見つからないようにこっそりと、
屋上に続く階段を登っていた。

階段の果てにある、
薄暗い空間にある、
屋上に通じるドアの前に立ち、
少し深呼吸をする。

このドアの先に
『荒らし帝國』の人たちがいる。

私には彼らがどんな人か解らない。
クラスの誰かが関わってるのは確実だけど、
それさえもわからない。

もしかしたら、
これも罠かもしれないし、
危険な目に会うかもしれない。

それでも、美緒の事を教えてくれたのは彼らだから、
もしかしたら、
ホントに味方かもしれない。

一か八か・・・・・・


ガチャ

重い鉄製のドアを、
力一杯開く。

薄暗い世界に眩しい光がどっと入って来て
一瞬眩しさを感じ、
目を閉じる。


「お、来たか」

「おーい!蒲須坂ー!こっちだ!」

広い屋上の奥の隅、
3人の男子が集まって、
手を振っていた。
< 34 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop