甘え下手の『・・・』
二人でエレベーターでおり、エントランスに向かっていると、
「筧主任!」
エントランスからこちらに駆け寄ってきたのは今井さんだった。
「よかった~。もう帰ったかと思っちゃいましたよ~」
「…なに?」
相変わらず冷たい声と態度の筧くん。私の方が身構えてしまう。
「これからご飯食べにいきましょうよ~。金曜日ですしぃ、ね?行きましょ?」
胸の前でお願いポーズをとり甘えた声を出す今井さん。
この子すごいな…筧くんの不機嫌さに気づかないのもそうだけど、筧くんの隣にいる私は目に入ってないのだろうか。
ある意味尊敬の眼差しを今井さんに向けていると彼女はようやく私をチラッと見た。見た、というよりは睨んだ。
「ね?いいでしょ?筧主任。素敵なお店見つけたんですぅ。イタリアンのお店なんですけど、絶対絶対主任と一緒に行きたくて~」
私の存在は無視することに決めたらしい。
「今井」
呆然とした私の肩に筧くんの手が回され、驚いて見上げると、
「オレ、コイツと今から飯行くから。じゃあな」
「筧主任!」
エントランスからこちらに駆け寄ってきたのは今井さんだった。
「よかった~。もう帰ったかと思っちゃいましたよ~」
「…なに?」
相変わらず冷たい声と態度の筧くん。私の方が身構えてしまう。
「これからご飯食べにいきましょうよ~。金曜日ですしぃ、ね?行きましょ?」
胸の前でお願いポーズをとり甘えた声を出す今井さん。
この子すごいな…筧くんの不機嫌さに気づかないのもそうだけど、筧くんの隣にいる私は目に入ってないのだろうか。
ある意味尊敬の眼差しを今井さんに向けていると彼女はようやく私をチラッと見た。見た、というよりは睨んだ。
「ね?いいでしょ?筧主任。素敵なお店見つけたんですぅ。イタリアンのお店なんですけど、絶対絶対主任と一緒に行きたくて~」
私の存在は無視することに決めたらしい。
「今井」
呆然とした私の肩に筧くんの手が回され、驚いて見上げると、
「オレ、コイツと今から飯行くから。じゃあな」