Dance in the rain

「乾ぱーい!」
缶酎ハイをカチンて合わせて、コンビニスイーツを並べたら。女子会に突入。
なんだかこういうのも新鮮でいいな。

「あたしの意見を言わせてもらえばさ、別に一緒にいっちゃえばよくね? って思うけど。何か問題あったら、その時にまた考えればいいことじゃん?」

今までの経緯を説明すると、祐奈はばっさりと言った。

う。
さすが祐奈。相変わらず遠慮ないなあ。
いつもサバサバしてて、思ったことをはっきり言ってくれるのが、祐奈のいいところなんだけど。
悩んだ末に出した答えを一刀両断されると、それなりにへこむ。

「そんなはっきりいわないでよぉ。めちゃくちゃ考えたんだから」
あたしは、お土産だっていう兵馬俑のミニチュアを手の中でこねくり回しながらぼやいた。

「うぅん〜……あたしにゃよくわからんね。まあでも……恋の力が偉大だっていうのは理解できるわ」
あたしをジロジロみて、何度も頷いた。

「え?」
「だってさぁ、花梨、全然別人なんだもん。今朝玄関開けて、一体どちらさま? って言っちゃうとこだったよ」
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