moon~満ちる日舞う少女~【中】
【資料室】
ーギャハハハハー
ここか…。
「にしても、慶学校こねーなぁ」
…慶の話…?
「びびってんじゃねー?(笑」
「さぁ」
ーガラガラー
「…なっ?!」
美「…2人…」
ということは、どちらかが芝田なんだろう。
「あぁ?!…ここは俺らが使ってんだよ!出ていけ」
美「…」
「おい、こいつ2年だ」
「関係ねーよ!…お前も見てねぇで、出ていけや!」
私は中に入ってドアを閉める。
「はっ。いい度胸してんなぁ?俺は女でも容赦しねぇぞ!」
美「ねぇ…どっちが芝田達矢?」
達「俺だ」
芝田は、どちらかといえばあまり喋んなかった方のやつだった。
美「…そう。…あんた、慶のことどう思っての?」
?「おいこら、俺のこと無視してんじゃねぇ!!」
うるさい方のやつは私に向かって拳を向けた。
達「おいっ!」
まぁ、私は軽く体をひねり、避けたあとそのまま手刀を落とした。