気になる彼は同居人!?

「…今ちょっといいかな?」




遊びの誘いかと思ったけど、違うみたい。
上原さんはどこか不満気な顔をしていた。




教室を出る間クラスの女子に見られている気がしたのは、気のせい…?




3階の空き教室前で止まった上原さんはクルッと振り返るとやっぱり不満気な顔をしていた。
ここに使用している教室はなくて、あるのはコンピュータ室に空き教室、大会議室だけ。




「…ど、どうかした?」



上原 杏ちゃん。



優しくて、いつもクラスのみんなをまとめるリーダーシップのある子。セミロングの髪にくっきり2重でいかにも女の子らしい。




その眼差しの鋭さとこの雰囲気で彼女が何を言いたいのか理解した。
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