どんとこい背後霊
私がおかしくなって…それは、自分のせいだと、責任を感じているんだろう

「マミちゃん、ちょっと、付き合ってくれない?」

「う、うん、ええけど…」

私たちが向かったのは…下町にある武道具店

入門した日、ミハルさんに教えてもらったお店だ

「まこちゃん、道着買うんやったら、お店教えたるわ!
潰れかけのぼろっぼろの、きったない店やけど、まあ行ってみて間違いはないで!」

歯に衣着せぬ、ストレートな物言いの彼女が言うとおり…

確かに潰れかけの、ぼろっぼろのお店だった

屋号すら、かかってない

「まことさん、ここは…?」

マミも不安げな表情を浮かべている

本当にここでいいのかな?不審に思いつつ、入り口の引き戸をギシギシと開ける
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