どんとこい背後霊
「こんにちはあ…」

お店の中は、薄暗い

竹と、防具の匂いがする

ゲームの世界で、アイテムを買いに行く道具屋みたいだ

奥の方で、何やら人影が動く

「ああ、いらっしゃい」

出てきたのは…鏡心館の先生と同じくらいの年齢の男性

「あ、あの…剣道の道着を、探してるん…です、が…」

恐る恐る、話しかける

マミはすでに、泣きそうな表情

男性は眼鏡をかけ直し、しげしげと私の顔を眺める

そして、柔和な笑顔を浮かべ、

「おお、あんたか、鏡心館に入門した子は!
ミハルちゃんから、話は聞いとるでえ!」

ああ、よかった。
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