インタビューはくちづけの後で
夕方。
広報部のほとんどが、まだ会場に残っていたけど、
「小柳さんの仕事は終わっているでしょ。」と副社長の取材に行け。と言われて、
つい、副社長室に行きたくなくて、誰もいない広報部でパソコンに向かい、昨日出来なかった残務整理をしながらおにぎりにパクついていると、
「芽衣、なんで、副社長室の片付けを手伝いに来ないんだ?今夜は一緒にメシを食わないつもりか?」と副社長が音もなくやって来て、
私のおにぎりをつかんで口に入れてしまった。
「ツナマヨより、シャケだろ。」
「ヒトの食べているおにぎりに、ケチを付けないで下さい。」
といいながら、もう1つ買っておいたおにぎりのセロハンをぺりぺりと剥がしていると、
「こら、芽衣、俺は腹が減ってるんだ。」と私の持ったおにぎりを上からパクっと食べて、
「なんだこの具?」
「明太子マヨネーズ」
「案外美味い」
「副社長、私のおにぎりです。」とおにぎりをかじると、
「芽衣、ハンバーグ作れるか?腹がへった。」
「へ?ハンバーグですか?」
「そう、急に食いたくなった。作ってくれ。」
ええ?
「早く仕事を終わらせろ。」と私の隣に座って眉間にしわを寄せジッと見るので、
「も、もう終わりました。」とパソコンをシャットダウンし、荷物をしまう。
そんなにコワイ顔で見つめられたら、仕事にならない。
もともと、副社長に会いたくなくて、ここにいただけだし…
だって…どう接したらいいのかわからないよ。
広報部のほとんどが、まだ会場に残っていたけど、
「小柳さんの仕事は終わっているでしょ。」と副社長の取材に行け。と言われて、
つい、副社長室に行きたくなくて、誰もいない広報部でパソコンに向かい、昨日出来なかった残務整理をしながらおにぎりにパクついていると、
「芽衣、なんで、副社長室の片付けを手伝いに来ないんだ?今夜は一緒にメシを食わないつもりか?」と副社長が音もなくやって来て、
私のおにぎりをつかんで口に入れてしまった。
「ツナマヨより、シャケだろ。」
「ヒトの食べているおにぎりに、ケチを付けないで下さい。」
といいながら、もう1つ買っておいたおにぎりのセロハンをぺりぺりと剥がしていると、
「こら、芽衣、俺は腹が減ってるんだ。」と私の持ったおにぎりを上からパクっと食べて、
「なんだこの具?」
「明太子マヨネーズ」
「案外美味い」
「副社長、私のおにぎりです。」とおにぎりをかじると、
「芽衣、ハンバーグ作れるか?腹がへった。」
「へ?ハンバーグですか?」
「そう、急に食いたくなった。作ってくれ。」
ええ?
「早く仕事を終わらせろ。」と私の隣に座って眉間にしわを寄せジッと見るので、
「も、もう終わりました。」とパソコンをシャットダウンし、荷物をしまう。
そんなにコワイ顔で見つめられたら、仕事にならない。
もともと、副社長に会いたくなくて、ここにいただけだし…
だって…どう接したらいいのかわからないよ。