インタビューはくちづけの後で
「はい、小柳さん、仕事に戻って。『ペロリ』くんの事は俺が話しておく。」と斎藤課長は急に私を苗字で呼び、私に付いて来そうな副社長の腕をつかんで、

「おまえは、もう一回、部長と話して来い。イベント会社の社長もきてただろ。」と顔をしかめていっている。

私は失礼します。とお辞儀をして、急いて食堂の後片付けにもどった。


あ、昼ごはんって食べ損ねたな。

と食堂の折りたたみ椅子をたたんで運びながら、ちょっと考えていた。
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