わたし、結婚するんですか?
「わかった。
 今日は、お前のうちには寄らずに、送っていこう」
と言って洸の手を握る。

 指先をからめてくる遥久に、素直に従って歩きながら、洸はおぼろだった月が鮮やかに輝いているのを見た。




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