蜜月なカノジョ(番外編追加)
「嘘だよ。怒ってないから。でもどうせだからちょっとお仕置きはしようかな」
「…えっ?」
何やら物騒な言葉が聞こえてきてガバッと顔を上げると、目が合うなりナオさんがニコーッと、それはそれは不気味なくらいに妖艶に微笑んで見せた。
ぞわわっと背中から震えが走ったのは何故っ?!
「夜はこれからだから。まぁとにかくチェックインして夕飯食って。全ては万全の状態になってからだな」
「えっ…えっ?!」
夜はまだこれから…?
万全な状態になってから…?
…って、ナニがですかっ!!!
「さー、気合入れて行くぞ~!」
「……ええぇっ??!!!」
がっちりと手を握りしめたままナオさんが歩き出す。
あれやこれやツッコミポイントがあるけれど、その全てで返り討ちにあいそうで。
ブルッと武者震いしながらほぼ小走り状態でついていくこととなったのだった。