蜜月なカノジョ(番外編追加)

そう思っていたのに。


「黒崎、新居が欲しい時にはいつでも任せといて。友人へのお祝いとしてお望みの形で設計させてもらうから」

突然南條さんがわけのわからないことを言いだして。

「サンキュ。もう少し先までは我慢かなーと思ってたけど、多分無理っぽい。そう遠くないうちに頼むことになると思うから、その時はよろしく」

かと思えばナオさんまで意味不明な切り返しをし。

「杏ちゃ~ん、子ども部屋はできるだけ多く作っといた方がいいわよ~。ナオと司は同族だから、ちょっとくらいじゃ絶対足らなくなるわよ!」

さらにはカナさんまでとんでもないことを言い出す始末。

っていうか新居って何のこと?
子ども部屋って…

子ども…?
誰と、誰の…?

ふと顔を上げれば全員が生ぬる~い顔でニヤニヤしていて。
そんな中でナオさんのまわりだけ何故だかキラッキラに輝いていて…


「 え…えぇっ????!!!! 」


私の絶叫に、ぐっすり眠っていた赤ちゃんが起きてしまったのだった。

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