春色のletter
痛みが落ち着いたところで、私は保健室へ連れて行ってもらった。


「もう練習も終わるし、ゆっくり寝てなさいね」


練習に参加していた保健室の先生は、そう言って戻って行った。


一人残された保健室の静けさが、私の気持ちを落ち着かせていた。


「あとで、先輩に何て言おうかな…」


そのことだけがちょっと心配だった。
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