春色のletter
放課後、早めに部室(部員は勝手にそう呼ぶ)に行くと、まだ誰も来ていなかった。


少しホッとした。


いつもの机の上に鞄を置いて、座った。


まだ少し痛かったので、手でお腹を押さえながら、体操服の入ったサブバッグの上に顔をのせた。


ほっぺに当たるバッグの冷たさが気持ちよかった。


その時、バタバタと音が聞こえてきた。


そして教室のドアがガラッと開いた。
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