春色のletter

明かりを消して廊下へ出ると、校舎の中はすごく静かだった。


他の部活ももう終わっているみたいだった。




「お腹はもう大丈夫か?」


階段を下りる前に、ハルが振り返って聞いた。


ドキッとした。


「ええ、大丈夫です」


やっぱり少し上の空で答えた。


ハルはきっと、私の雰囲気をお腹が痛いのと勘違いしている。


私の頭の中は、一つのコトで一杯だった。


それを考えたら、さらに胸の鼓動が高鳴った。
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