春色のletter
「なに?ハルの彼女?」


ハルが躊躇して私を見た。


「あ、えっと、はい」


先に答えた。


ハルが、少し顔を赤くした気がした。


「そっか。じゃあ、いつものやりに来ない?」


「いつもの?」


「うん。俺、ジャズ研なんだけど、ハルとたまにセッションを」


「あ、聴きたい!」


「ほら、彼女さんがそう言ってるよ?」


「じゃあ、行きます」


部室の鍵を掛けると、タモリさんに付いて3階のジャズ研の部室に行った。
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