幸せの構図
そして彼の残存思念にリンクできたとき、りつこは強烈な息苦しさを覚えた。具体的なシーンが思い浮かんだ訳ではないが、走馬燈のようにイメージが沸き上がりりつこの中に入ってきた。寝る間も惜しんで働いた彼。40度近い熱を出しても仕事をした彼。指を切り、出血がとまらないほどの深いケガでも仕事をした彼。誰も支える人がいなかったのに・・・
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