幸せの構図
5
東京を出てから13年になる。
13年・・・長い年月だとは思うがたった13年ともいえる。
振り返った時、あまりに様々な体験ををした13年だった。しかし今目の前にある当時と変わらぬ小さな階段。アミーという名の喫茶店に上る階段。そこは当時と変わらぬ造りのまま私を誘っていた。
ちょっとドキドキしながら階段を上った。
カウベルが静かに鳴った。コーヒーのいい香りが私を包んだ。
13年・・・長い年月だとは思うがたった13年ともいえる。
振り返った時、あまりに様々な体験ををした13年だった。しかし今目の前にある当時と変わらぬ小さな階段。アミーという名の喫茶店に上る階段。そこは当時と変わらぬ造りのまま私を誘っていた。
ちょっとドキドキしながら階段を上った。
カウベルが静かに鳴った。コーヒーのいい香りが私を包んだ。