幸せの構図
しかも先輩はこうも教えてくれた。

「さだまさしも毎年、お忍びで辰野のホタル祭りに来てるらしいぞ」

そりゃ、自分の歌の舞台になった町。来ててもおかしくないだろう。私は強烈な因縁を勝手にかもしれないが辰野町に感じた。小学校の時に読んだ本の舞台。大好きで尊敬までしているさだまさしが唄った町。もうこれだけで偶然を越えた因縁だ。しかもその町出身の先輩に仲良くしてもらっている。私の一言で辰野ツアーが毎年の行事になってしまった。やはりただごとではないのだ。
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