幸せの構図
ふと、夢のことを思い出した。
扉の向こう側とは仲間とのことではないとムーアが言う。ならば紛うことなくりつことの事だろう。確かにりつこの突飛な行動によって私たち2人はそれぞれの方法で互いの想いを高めている。新たなステージへと向かう準備なのかもしれない。

すーちゃんのところへはまっすぐに向かわず国分寺の街、そして日野のあの丘に足を向けたりつこ。その想いを測るに愛しさと切なさが去来する。

りつこはいよいよすーちゃんに会いに行くだろう。今日か?明日か?
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