幸せの構図
私たちは「常連」のトンカツ屋で昼食をとった。
クルマの窓は4枚とも半開。中から絞り出すようなりくちんの鳴き声がしてきた。気にしてもしょうがないのでゆっくりトンカツをお腹いっぱい食べた。店の中では特に何を話すでもなく、黙々とトンカツを食らう2人だったが、時折顔をあげて見ればもぐもぐしながらの彼女の笑顔があった。
「おいしいね」
言葉に出せずとも伝わる自然な空気。
この当たり前の空気が幸せだった。
クルマの窓は4枚とも半開。中から絞り出すようなりくちんの鳴き声がしてきた。気にしてもしょうがないのでゆっくりトンカツをお腹いっぱい食べた。店の中では特に何を話すでもなく、黙々とトンカツを食らう2人だったが、時折顔をあげて見ればもぐもぐしながらの彼女の笑顔があった。
「おいしいね」
言葉に出せずとも伝わる自然な空気。
この当たり前の空気が幸せだった。