三次元に、恋をした。
「俺は年甲斐もなく、焦ってる」

真剣な面持ちで見据える表情に心臓がピクリと跳ねた。

「あの…… 酔ってます?」

暗い部屋に廊下の電気が差し込む程度、彼が酔って赤らめているのかさえもわからない。

「ね? 相澤さんは歳下が好きなの?」

「は?」

「さっき。……頭、撫でてた」

頭、撫でる?

あっ…… さっきの米田くんの事を言っているのだろうか。
< 163 / 198 >

この作品をシェア

pagetop