三次元に、恋をした。
咄嗟に自分の格好を見るも昨日と代わり映えのない服装で無駄に一安心。

辺りを見回しても特に何の形跡もなく意味もなくまた一安心。

とりあえず、冷静になろう。

そして思い出せ、私。

喉はカラカラに乾ききっており、そこにおいてある清涼飲料水に手を出し一気に飲み切った。

体調は少しばかり頭痛がするが、吐き気なる症状もないからその部分は大丈夫そう。

あとは、後は? 一夜の過ち?

………ないない。

そこは身体は正直に教えてくれた。
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