天神の系譜の奇妙なオムニバス
昼間はティグルと激しい模擬戦を繰り広げたので、夜の稽古は軽めに。

大浴場で汗を流し、リュートは寝床に着く。

魔力も体力も消耗し、深い眠りについていたが。

「……」

深夜、彼は目を覚ます。

「……小便……」

寝癖だらけの頭のままで、用を足しに向かう。

その帰り道。

「……?」

廊下の途中、リュートは見知らぬ少女が窓の外を眺めているのを見つけた。

肩口までの髪、所々炎を意匠としたデザインの服。

全体的な雰囲気は、エキゾチックというかエスニックというか。

何にせよ、ここミルトゥワでは見かけない出で立ちだ。


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