天神の系譜の奇妙なオムニバス
「もう古奈美も沖田も関係ねぇんだよ!ヒノモトの都合、お偉いの都合だろうが!勝手にやってりゃいいだろ!何で平和に暮らしてる奴まで引っ張り出して戦争したがるんだ!」

「でも…」

荒れるリュートの顔色を窺うように、古奈美は呟く。

「私は…行こうと思います」

「!…古奈美」

リュートが古奈美の両肩を摑む。

「もう関係ねぇじゃねぇか。親父さんが前の戦争の責任を取って死んで…もうお前に何の責任もねぇんだぜ?」

「でも…ヒノモトは私の故郷ですから…」

緩々と首を横に振る古奈美。

「リュート君だって、ミルトゥワが大変な事になったら、行くでしょう…?」

「……」

二の句が継げないリュート。

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