天神の系譜の奇妙なオムニバス
「あまり大所帯でも、かえって動きが取りにくかろう。勅使河原について行くのは俺、マスター、沖田の3人のみだ」

ダンドリッジの言葉で、ヒノモトに向かう面子は決まった。

「待てよ!俺は!俺も連れて行けよ!」

リュートが声を上げる。

しかし。

「リュート君は駄目です」

古奈美がピシャリと跳ね除けた。

「何でだよ!」

「駄目です!」

彼女らしからぬ強い口調。

「リュート君は我が身を顧みない所があります。私を守る時だって、いつも大怪我をしますから…来ないで下さい…今度は戦場に行くんです…死んでほしくありません…」

< 506 / 770 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop