【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
「悠哉くんと茅耶ちゃんって、似てないですよね」
「二卵性だったからね。悠哉くんは相馬似、茅耶ちゃんは沙耶ちゃん似かな?」
「ふふっ、たぶん、そうですね」
多くいる看護師の中でも、夜勤してまで双子の面倒を見てくれる看護師がいた。
朝倉緋奈子(あさくら ひなこ)。
看護師としても優秀で、明るい性格の彼女。
「可愛いから、大丈夫です!」
双子の世話を進んでしてくれる彼女は、恋人……婚約者はいるらしいが、いつ、結婚するのかは不明だそうだ。
「院長、寝てないでしょう?家に帰り、休んできていいですよ。奥様に会いに行ってあげてください」
最近、病院に泊まることの多かった俺は、言葉に甘え、とりあえず、家に帰った。
看護師長を勤める朝倉さんは、それだけ優秀だったのだ。
そんなことを言えるほど。