ブック・ワーム

スケッチ村・武器屋

チェリオ「よし、着いたぞ。」

目の前には、木でできた家があった。

といっても、基本木でできた家がほとんどで、同じような造りをしてわかりづらいんだけど…。

ドアの上あたりのところに、赤色の看板に剣や杖の絵が描かれたものがかかっていた。

アタル「ここは?」

チェリオ「武器屋だ。あの看板見りゃわかんだろ?おなじみの店じゃね〜か。」

ぜ、全然おなじみじゃねーっ。

そんな武器屋なんて店が俺たちのいる世界にあったら、世の中どうなってるかわかんねぇよ…。

チェリオ「じゃあ、入るぞ。」

バコン

チェリオは、店のドアを足で一蹴りして開けた。

アタル「こ、こら!お店なんだから、ドアはやさしく扱えよ。」
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