糖度高めな秘密の密会はいかが?
誰にも会わないようにとドキドキしながらエレベーターに乗り込み、最上階で降りる。
来客中ではない事を確認して、副社長室の扉をノックする。
「どうぞ…って、どうしたの?」
私に気付いた有澄は立ち上がり、パソコンを打つ手を止めて私の方に近付く。
「あのね、有澄!私、花野井グループの為に頑張るから…有澄のお嫁さんになりたいです」
周りを見渡して誰もいないのを確認してから、勢いだけで言ってしまった。
有澄はあっけにとられてしまった様で、目を丸くする。
「ありがとう。でも、何で逆にプロポーズしてるの?そして、何で今なの?まぁ、いっけど…」
有澄はクスクスと微笑んで、ポケットから婚約指輪の箱を取り出した。
私の返事がいつ貰えても良いように、肌身離さずに持っていたらしい。
「秋葉 紫さん、俺と結婚して下さい」
改めて左手の薬指に指輪をはめてもらい、嬉しくて目元に涙が溜まる。
「…泣き虫」
「私こそ、有澄が誰かにとられたら嫌なの。今なら、有澄となら何だって乗り越えて行ける気がするよ。
だってほら、楽観主義者だから、私」
「ふふっ、そうだね」
私達はお互いの存在を確かめる様に抱きしめあう。
副社長室での秘密の密会。
職権乱用も、たまになら許されるでしょうか?
◆❖◇END◇❖◆
来客中ではない事を確認して、副社長室の扉をノックする。
「どうぞ…って、どうしたの?」
私に気付いた有澄は立ち上がり、パソコンを打つ手を止めて私の方に近付く。
「あのね、有澄!私、花野井グループの為に頑張るから…有澄のお嫁さんになりたいです」
周りを見渡して誰もいないのを確認してから、勢いだけで言ってしまった。
有澄はあっけにとられてしまった様で、目を丸くする。
「ありがとう。でも、何で逆にプロポーズしてるの?そして、何で今なの?まぁ、いっけど…」
有澄はクスクスと微笑んで、ポケットから婚約指輪の箱を取り出した。
私の返事がいつ貰えても良いように、肌身離さずに持っていたらしい。
「秋葉 紫さん、俺と結婚して下さい」
改めて左手の薬指に指輪をはめてもらい、嬉しくて目元に涙が溜まる。
「…泣き虫」
「私こそ、有澄が誰かにとられたら嫌なの。今なら、有澄となら何だって乗り越えて行ける気がするよ。
だってほら、楽観主義者だから、私」
「ふふっ、そうだね」
私達はお互いの存在を確かめる様に抱きしめあう。
副社長室での秘密の密会。
職権乱用も、たまになら許されるでしょうか?
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