私が行かないでって言ったら、君はここにいてくれますか?
「志帆、気づかなくてごめんな。お前が弘人のこと好きだなんて分かんなかったわ。つーことで、俺は恋、志帆は弘人。同じグループだけど、俺邪魔しないから頑張れよ!」



「だから、私っ!「じゃあ行くぞー!」」



私の話、完全無視。



どうしよう。



とんでもないことになってしまった。



恋に勘違いされてヤバいって思ったけど、まさか大樹にまで勘違いされたなんて。



違うよって言いたいけど、もう多分遅いし。



私は固まったままその場を動けないでいた。



「志帆ー。何フリーズしてんのー?もう2人とも行っちゃったよー?」



後ろから弘人が歩いてきた。



「あっ、ごめん。ちょっと、ね。」



「まぁ、俺らも行こ。せっかく京都来たんだから、何か食べながら行こーぜ。な?」



弘人がニッと笑って私の頭にポンッと手を置く。



「うん。・・・・そうだよね!!楽しも!!」


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