私が行かないでって言ったら、君はここにいてくれますか?
「そっか。聞いただけだから気にしないで。」



「うん。」



それから弘人とはこれと言って話をしなかった。



ただ、早くついてほしいって思ってた。



「お前らー、着いたぞー。寝てるやつ起こせよー。」



よかった、やっと着いた。



バスを降りてグループごとに集まる。



すると恋が私の元へ走ってきた。



「ちょっと志帆!!私に内緒にしないでよー!!」



私は意味がわかんなくて首を傾げる。



「恋、なんのこと言ってるの?」



「だーかーらー!志帆、・・・・弘人君のこと好きなんでしょ!?」



!?



「はぁ!?何言ってんの!?」



「とぼけなくていいって!!隣に座りたいから、私に嘘ついて忘れ物したって言ったんでしょ?忘れ物にしては凄く早く帰ってくるし!!私、応援してるからね!!頑張って!!」




私は恋の話に突っ込むことが出来ずに口が開いたまま。



恋は走って大樹の所へ行ってしまった。



すると私に気づいた大樹が私の元へ来る。



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