私が行かないでって言ったら、君はここにいてくれますか?
「しーちゃんね、お兄ちゃんとお話したいんだー。だから、終わったら遊ぼっか。」




「いいの!?やったー!!」




そう言って病院の外にある公園に行ってしまった。




私達も慌てて追いかける。




羅衣ちゃんは砂場で遊んでいるから、そっとしておこう。




「大丈夫か?志帆。」




「ゴホッ・・・うん。大丈夫。ちょっとフラっとしただけ。」




「ごめんな。羅衣のせいで。あいつも風邪ひいたから連れてきたんだけど、熱下がったら元気になってさ。」




「そうなんだ。いいお兄ちゃんだね。」




「まーな。あっ!そこに座ろーぜ。」




そう言うと私のバックを持ってベンチに座った。




「ありがとう。」




「どういたしまして。・・・・・・・・あの、昨日はありがとう。ハンカチと手紙も。」




「あー、うん。・・・・・・俺、ストーカーじゃないからね!!」




突然そう言われて私はびっくりした。




「えっ!?・・・・プッ、あはははは!!ストーカーとかって。そんなことっ、思ってないよ!!」




面白くて思わず爆笑。




「えっ!?そんな笑う!?・・・・・俺マジで悩んだのに。」




「それより私の家よく分かったね。」




「あー。友達に聞いた。恋ちゃんと大樹君じゃないよ。」




あっ、そうなんだ。




「悩んだんだけど、ちゃんと言っておかないとなーって思って。・・・・・・・・・今も、気ぃ使わないで接してくれてありがとう。」




そう言って弘人がハハって笑う。


< 81 / 176 >

この作品をシェア

pagetop