最後の恋 【番外編: 礼央目線】
彼女との電話を切った時には、もう既にホテルのすぐ側まで来ていた。
急いで車を止め、杏奈の部屋へと向かう。
ゆっくり上がっていくエレベーターの速度に今は焦りと苛立ちしかなかった。
窓から見える綺麗な夜景も見る余裕などない。
やっと25階について杏奈の部屋がある右側に進むと、少し向こうに開いたドアが見えた。
誰かがドアの影になり部屋の前に立っていた……スーツを着た男だ。
やはり、杏奈の部屋で間違いなかった。
男はうつむく彼女の頭に手を乗せていて、顔を上げた杏奈が男の肩越しに見えた俺に驚き大きく目を見開いた。
さっき電話を切ったばかりの俺が、こんなにも早くここに来るとは思わなかったのだろう。
思わず男の肩に手を乗せ後ろに引くと「おわっ!」と声を上げバランスを崩した男が尻餅をついた。
急いで車を止め、杏奈の部屋へと向かう。
ゆっくり上がっていくエレベーターの速度に今は焦りと苛立ちしかなかった。
窓から見える綺麗な夜景も見る余裕などない。
やっと25階について杏奈の部屋がある右側に進むと、少し向こうに開いたドアが見えた。
誰かがドアの影になり部屋の前に立っていた……スーツを着た男だ。
やはり、杏奈の部屋で間違いなかった。
男はうつむく彼女の頭に手を乗せていて、顔を上げた杏奈が男の肩越しに見えた俺に驚き大きく目を見開いた。
さっき電話を切ったばかりの俺が、こんなにも早くここに来るとは思わなかったのだろう。
思わず男の肩に手を乗せ後ろに引くと「おわっ!」と声を上げバランスを崩した男が尻餅をついた。