MOON WOLF
「あの〜…MOON WOLFとはいったい…」
この一瞬で静まり返った一室に勇気を出して第一声を発した私。
「え?!それ、本気で言ってるの?」
あゆちゃんがさぞかし驚いたように聞いてきた。
「え??どういうこと?」
「お前なんにも知らねえの?」
次はケンケンがすごい怖い顔で。
「え、知らなかったらヤバイの?!」
そんなふうにみんな聞いてくるからなんか怖いじゃない!
「ううん。やばくないよ」
「よ、よかった。」
とりあえず安心。
「でもなに?MOON WOLFって。」
「あのね、この南町一体をまとめているのは俺達MOON WOLFと言われるグループなんだ。」
「それって…いわゆる暴走族?」
「そ。暴走族って言っても、他の族みたいになんでもありって訳じゃなくて、俺達にはちゃんとオキテがあるんだ。」
「オキテ?」
「うん。そのオキテがあるおかげで、秩序ある暴走族をできている。この南町も俺達が悪さやその他もろもろのことを取り締まって南町を守っているんだ。」
「へえ…」
すごい!!!かっこいい!!
南町を守ってるなんて尊敬しちゃうな。
「そして俺らは幹部ってわけ。」
ケンケンが言う。
「まず、冬真は総長、愛斗の右腕。」
右腕?!!すっげえかっこよいな。
「そして、俺は特攻隊の隊長。」
ほう。まあ、見た目とギャップなしっすね。
「そしてあゆが暴走隊の隊長。」
「へへ!こう見えてもバイクさばき上手いんだよー!」
カッコつけようとしてるけど結果かわいくなっちゃうあゆちゃん。
「みんな…すっごいんだね!!!!
とりあえずあゆちゃんかわいい!」
「え?!マリア!離れてよ!」
私は我慢の限界。あゆちゃんに抱きついてしまった。
この一瞬で静まり返った一室に勇気を出して第一声を発した私。
「え?!それ、本気で言ってるの?」
あゆちゃんがさぞかし驚いたように聞いてきた。
「え??どういうこと?」
「お前なんにも知らねえの?」
次はケンケンがすごい怖い顔で。
「え、知らなかったらヤバイの?!」
そんなふうにみんな聞いてくるからなんか怖いじゃない!
「ううん。やばくないよ」
「よ、よかった。」
とりあえず安心。
「でもなに?MOON WOLFって。」
「あのね、この南町一体をまとめているのは俺達MOON WOLFと言われるグループなんだ。」
「それって…いわゆる暴走族?」
「そ。暴走族って言っても、他の族みたいになんでもありって訳じゃなくて、俺達にはちゃんとオキテがあるんだ。」
「オキテ?」
「うん。そのオキテがあるおかげで、秩序ある暴走族をできている。この南町も俺達が悪さやその他もろもろのことを取り締まって南町を守っているんだ。」
「へえ…」
すごい!!!かっこいい!!
南町を守ってるなんて尊敬しちゃうな。
「そして俺らは幹部ってわけ。」
ケンケンが言う。
「まず、冬真は総長、愛斗の右腕。」
右腕?!!すっげえかっこよいな。
「そして、俺は特攻隊の隊長。」
ほう。まあ、見た目とギャップなしっすね。
「そしてあゆが暴走隊の隊長。」
「へへ!こう見えてもバイクさばき上手いんだよー!」
カッコつけようとしてるけど結果かわいくなっちゃうあゆちゃん。
「みんな…すっごいんだね!!!!
とりあえずあゆちゃんかわいい!」
「え?!マリア!離れてよ!」
私は我慢の限界。あゆちゃんに抱きついてしまった。