…好きか?

「そういえばゼンは結局
誰に投票したの?」



保健室までの道中で
歩きながら聞いてみた。



「は?」


「美女投票。
 やっぱり誰にも入れてないか」



聞かなくても当たり前なのは百も承知だけど
今回は強制参加型だから
もしかしたら無理やりにでも投票したのか
妙に気になる。



「…さぁな」



あれ…
微妙な反応。



「お前は誰に入れたんだ?」


「え…」



逆に質問で返された。



「そりゃぁ…」



アタシは…
いつだって変わらない。
美男かはわからないけど
いつだってリスペクトしているヤツ…



「アンタだよ、ゼン」



最高のパートナーだから。


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