愛され過ぎて…ちょっと引いてます
「副社長、申し訳ございません。私がいろいろな事を聞いたり、相談してしまいました」

謝ってから頭を上げると、あの強い瞳がこっちを見てる。

どうしようと思っていると、副社長が私に向かって聞いてきた。

「相談?」

「はい」

私の声が弱々しくなる。

「何の相談だ」

えっ、何の相談って相談していた内容を副社長に言うの?

わざわざ副社長に?

そんな話すような内容でもないと思うのだけど...

「何を相談していたんだ」

私が答えられないでいたら更に聞いてきたので、どう伝えるべきか焦ってしまった。

「あの...」

「副社長、千堂さんが怯えますよ」

私の言葉に重なるように、向井室長が副社長を制した。

すると「何?」と言いながら、副社長が私の目の前まで歩いてきた。

寄せられる圧に耐えられなくなった私は、おもわず視線を下げて一歩下がってしまった。

上からの視線を感じる。

きっとまだあの強い眼力が向けられていると思うと、顔を上げられない。

どうしよう...と思っていると、意外な言葉が降りてきた。

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