愛され過ぎて…ちょっと引いてます
「副社長いい加減にして下さい。千堂さんを困らせるようなことは、彼女の上司である私が許しません」
声を荒げるわけでもなく、冷静にそう言った。
そんな向井室長に対して、不機嫌な目を向ける副社長。
でもそんな視線など気にしないように、向井室長は続けた。
「副社長は千堂さんを独占し過ぎです。彼女には彼女の時間があります。お気持ちは分かりますが、あまり度が過ぎると嫌われますよと申し上げたはずです」
ハッキリ言い放った。
向井室長って...すごい。
副社長は34歳。向井室長は32歳と聞いている。
年下でも物事をどんな場でもハッキリと言う向井室長を、私は尊敬している。
そして言われた副社長もそれに対して激怒したりすることもない。
いい関係なんだなっていつも思っている。
そして今回もそれに言い返すこともなく、ムッとした表情を向けた。
「...分かっている」
そうふてくされて答える副社長を、年上なのに何だか可愛いと思ってしまった。
結局その時は向井室長に諭されて、副社長も同期会へのお迎えは控えてくれたけど、何だかんだといつも副社長の側にいる私の存在は、会社の中では周知の噂となってしまった。
声を荒げるわけでもなく、冷静にそう言った。
そんな向井室長に対して、不機嫌な目を向ける副社長。
でもそんな視線など気にしないように、向井室長は続けた。
「副社長は千堂さんを独占し過ぎです。彼女には彼女の時間があります。お気持ちは分かりますが、あまり度が過ぎると嫌われますよと申し上げたはずです」
ハッキリ言い放った。
向井室長って...すごい。
副社長は34歳。向井室長は32歳と聞いている。
年下でも物事をどんな場でもハッキリと言う向井室長を、私は尊敬している。
そして言われた副社長もそれに対して激怒したりすることもない。
いい関係なんだなっていつも思っている。
そして今回もそれに言い返すこともなく、ムッとした表情を向けた。
「...分かっている」
そうふてくされて答える副社長を、年上なのに何だか可愛いと思ってしまった。
結局その時は向井室長に諭されて、副社長も同期会へのお迎えは控えてくれたけど、何だかんだといつも副社長の側にいる私の存在は、会社の中では周知の噂となってしまった。