愛され過ぎて…ちょっと引いてます
そんなある日、向井室長が副社長から急な用事を申しつけられて帰社する予定がなくなった。
私は業務を終わらせ帰り仕度をしていると、奥の部屋にいる副社長がドアを開けて顔を見せた。
「何か御用でしょうか?」
「ああ、ちょっといいかな」
そう言って副社長はドアを開けたまままた部屋へ戻って行ったので、副社長の部屋へと向かった。
副社長は応接セットのいつも座っているソファーでゆったりと長い足を組み座っているのでその横に立つと、「座ってくれ」と向かいのソファーを指差した。
「はい」
返事をしてソファーに腰を下ろすと、またいつもの眼力で私を見つめた。
私は何かしてしまったのかと頭で考えてみるけど、これといって思い当たらない。
何も言葉を出せないでいると、組んでいた足を戻し、少し前屈みになり、膝にひじをついて両手を組んだ。
そしてやっと副社長が口を開いた。
「もしかして、君は向井を気に入っているのか?」
「....はい?」
「君は...向井のことが好きなのか?と聞いているんだ」
「....」
またとんでもない事を言い出した。
私が向井室長を好きって、どうしたらそんな考えになるのだろう。
半開きになった口で返す言葉もなく副社長を見ていると、副社長は立ち上がり私の隣に座って再度同じ質問をした。
「向井の事が好きなのか?」
私は業務を終わらせ帰り仕度をしていると、奥の部屋にいる副社長がドアを開けて顔を見せた。
「何か御用でしょうか?」
「ああ、ちょっといいかな」
そう言って副社長はドアを開けたまままた部屋へ戻って行ったので、副社長の部屋へと向かった。
副社長は応接セットのいつも座っているソファーでゆったりと長い足を組み座っているのでその横に立つと、「座ってくれ」と向かいのソファーを指差した。
「はい」
返事をしてソファーに腰を下ろすと、またいつもの眼力で私を見つめた。
私は何かしてしまったのかと頭で考えてみるけど、これといって思い当たらない。
何も言葉を出せないでいると、組んでいた足を戻し、少し前屈みになり、膝にひじをついて両手を組んだ。
そしてやっと副社長が口を開いた。
「もしかして、君は向井を気に入っているのか?」
「....はい?」
「君は...向井のことが好きなのか?と聞いているんだ」
「....」
またとんでもない事を言い出した。
私が向井室長を好きって、どうしたらそんな考えになるのだろう。
半開きになった口で返す言葉もなく副社長を見ていると、副社長は立ち上がり私の隣に座って再度同じ質問をした。
「向井の事が好きなのか?」