愛され過ぎて…ちょっと引いてます
それを聞いた副社長は驚いた顔をしている。
「振ってやったらいい?振るのか?」
今まで向井室長に向けていた顔を私の方へ向けてきた。
そこ?向井室長がバッサリ言った中で気になったのはそこなんですか?
「振られるのか?」
もう一度聞かれて、つい顔が引きつってしまう。
向井室長が『千堂さんはそれはできないと言うんです』って今言ったじゃない。
これはもう私が否定しないとダメなんだと空気を読んで、改めて否定した。
「振りません。できません」
それを聞いて表情を緩め、やっと納得した顔をしてくれた。
もう、私の方が恥ずかしくなるよ。
告白まがいの自分の言葉に真っ赤になっていると、副社長が私の顔を覗き込んできた。
「困った時や相談事は前にも言ったけど私に言いなさい。向井は君の上司だけど、私だって君の上司だ。君にとってどっちが頼りになる?」
何てことを言いだすんだ。
どっちがって、そんなの私に言わせますか?
困って副社長と向井主任を交互に見ると、向井室長は苦笑いをして、副社長はにっこり笑顔を見せている。
副社長の求める答えは分かっている。
でも...そんな風に私を困らせるような質問をする副社長に、何だか意地悪をしたくなってしまった。
「....向井室長の勝ちです」
それを聞いた副社長は驚愕し、向井室長の失笑だけが部屋に響いた。
「振ってやったらいい?振るのか?」
今まで向井室長に向けていた顔を私の方へ向けてきた。
そこ?向井室長がバッサリ言った中で気になったのはそこなんですか?
「振られるのか?」
もう一度聞かれて、つい顔が引きつってしまう。
向井室長が『千堂さんはそれはできないと言うんです』って今言ったじゃない。
これはもう私が否定しないとダメなんだと空気を読んで、改めて否定した。
「振りません。できません」
それを聞いて表情を緩め、やっと納得した顔をしてくれた。
もう、私の方が恥ずかしくなるよ。
告白まがいの自分の言葉に真っ赤になっていると、副社長が私の顔を覗き込んできた。
「困った時や相談事は前にも言ったけど私に言いなさい。向井は君の上司だけど、私だって君の上司だ。君にとってどっちが頼りになる?」
何てことを言いだすんだ。
どっちがって、そんなの私に言わせますか?
困って副社長と向井主任を交互に見ると、向井室長は苦笑いをして、副社長はにっこり笑顔を見せている。
副社長の求める答えは分かっている。
でも...そんな風に私を困らせるような質問をする副社長に、何だか意地悪をしたくなってしまった。
「....向井室長の勝ちです」
それを聞いた副社長は驚愕し、向井室長の失笑だけが部屋に響いた。