こんなの心臓もちません!
そう思って扉を開ける。

「おはよう、凛」

「おはよ〜」

そう言って微笑む凛。

なんという癒しオーラ……。

マイナスイオン出てるんじゃないかな?

「……?結良ちゃん?」

「えっ!?あ、なんでもないよ!」

「そう?
あ、そういえば今日一緒に行こう?
実は結良ちゃんの学校と最寄り駅同じなんだよね」

「そうなのっ?」

「うんうん」

わあ、よかった〜!

やっぱり不安だったからすごく嬉しい!

「結良ちゃんの方向音痴さは聞いてるしね」

「うっ…」

絶対ママだ…
< 54 / 205 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop