所長による小動物系女子の捕獲計画
「赤ちゃんみたいだなって思うとき、あるんです。ほら、赤ちゃんとか仔犬とか、夢中になり過ぎると他の事全部忘れちゃうでしょ?」
ビールをグラス半分ほど呑んだだけなのに、もう少し酔っているのか、目元をほんのりと赤くした名切元さんがいつもより饒舌に語る。
その姿はとても色っぽくて綺麗だけど、話の内容がいただけない。俺は男性としてみてもらう前に、まず大人だと認識してもらうトコロから始めなきゃならないのか?
「多和田はねー、純粋だから」
「あ、それ!分かります。だからおべっか言ったり、小狡い事してうまーくすり抜けられないんですよ」
「そうそう、分かるわー。大学ん時ももっと上手に単位取れるのに、バカみたいに真面目にやっててさ。俺とか授業出てないヤツにノートまで貸してんの。もー、純粋過ぎて抱き締めたくなったよ」
「ふふっ、ですよねー。若くて独立してるのに、同業者の方にも嫉妬されるどころか愛されてて。素敵ですよね」
褒められてるのに、全く嬉しくない。聞こえないフリで、店員さんを呼んで追加注文をした。
どうせむこうの経費だ、たらふく食ってやる。
ビールをグラス半分ほど呑んだだけなのに、もう少し酔っているのか、目元をほんのりと赤くした名切元さんがいつもより饒舌に語る。
その姿はとても色っぽくて綺麗だけど、話の内容がいただけない。俺は男性としてみてもらう前に、まず大人だと認識してもらうトコロから始めなきゃならないのか?
「多和田はねー、純粋だから」
「あ、それ!分かります。だからおべっか言ったり、小狡い事してうまーくすり抜けられないんですよ」
「そうそう、分かるわー。大学ん時ももっと上手に単位取れるのに、バカみたいに真面目にやっててさ。俺とか授業出てないヤツにノートまで貸してんの。もー、純粋過ぎて抱き締めたくなったよ」
「ふふっ、ですよねー。若くて独立してるのに、同業者の方にも嫉妬されるどころか愛されてて。素敵ですよね」
褒められてるのに、全く嬉しくない。聞こえないフリで、店員さんを呼んで追加注文をした。
どうせむこうの経費だ、たらふく食ってやる。