所長による小動物系女子の捕獲計画
料理もだけど美味い地酒も揃った店で、しかも相手は友人だ。染谷もいつもよりペースが早い。気付けば結構な酔いで、名切元さん相手に聞いた事のない話をしている。
「だからさー。多和田が凄いって事が証明されたらさ、俺が設計すんの止めたのが正しいってなるじゃん」
‥‥‥初めて聞いた。染谷が自分で設計するのをやめて営業を志望した理由。
独創的とは言えないけど、実直で使う人の事を考えた染谷の設計。それが消えたのは俺のせいだったのか‥‥‥。
染谷は全部吐き出して満足したのか、嬉しそうな顔で寝たけど、それを見ている俺は平常心でいられない。酔いもキレイさっぱり、どこかに消えてしまった。
俺の設計が染谷の人生を変えてしまったんだろうか?いや、俺の設計で人一人の人生を変えたと思う事自体、思い上がっているんだろうか。
やり切れなさと淋しさと、どこか隅っこで感じる誇らしさ。自分の内側がぐるぐると目まぐるしく動くのは感じるけど、それが何か分からない。理解する事さえ、放棄してる感覚だ。
短いのか長いのか分からない時間の後、良く通る名切元さんの声が聞こえた。
「だからさー。多和田が凄いって事が証明されたらさ、俺が設計すんの止めたのが正しいってなるじゃん」
‥‥‥初めて聞いた。染谷が自分で設計するのをやめて営業を志望した理由。
独創的とは言えないけど、実直で使う人の事を考えた染谷の設計。それが消えたのは俺のせいだったのか‥‥‥。
染谷は全部吐き出して満足したのか、嬉しそうな顔で寝たけど、それを見ている俺は平常心でいられない。酔いもキレイさっぱり、どこかに消えてしまった。
俺の設計が染谷の人生を変えてしまったんだろうか?いや、俺の設計で人一人の人生を変えたと思う事自体、思い上がっているんだろうか。
やり切れなさと淋しさと、どこか隅っこで感じる誇らしさ。自分の内側がぐるぐると目まぐるしく動くのは感じるけど、それが何か分からない。理解する事さえ、放棄してる感覚だ。
短いのか長いのか分からない時間の後、良く通る名切元さんの声が聞こえた。