恋をするならきみがいい。
一生懸命な人に、一生懸命だと褒められた。
そういえば笹原の笑った顔を久しぶりに見た気がする。
いつも笑顔だった笹原が失恋してからずっと上の空で元気がなくて、笹原が沈んでると私も苦しい。
前みたいにまた笑ってほしいと思ってた。
笹原が元気じゃないと、私も元気になれないから。
だから次の日から私は一生懸命、笹原に告白することにした。
朝会えば『おはよう!笹原、好き!』
昼休みには『なに食べてるの?笹原、好き!』
放課後には『また明日!笹原、好きだからね!』
笹原はそのたびに回数を数えるようになって『あはは』と笑ってくれた。
いつも懸命に〝好き〟と伝えているけど自分の恋愛が成就するためだけじゃなくて、笹原が元気になってくれることが嬉しかった。