はたらかなくても、はたらいても君が好き
「隼…世」
「……まだか?」
「言いましたよ…」
『隼…世』ってちゃんと。
「…言ったのか? 俺は聞こえなかった…。
もう1回言ってくれ…」
「もう1回…ですか?」
「ああ…頼む…」
ちゃんと言ったのにな…。
本当に聞こえなかったんですか?
「隼世!!!」
今度は大声ではっきり言うと
チュッ…。
「よく出来ました…」
増月社長がご褒美をくれました。
「増月社長って…」
「隼世…」
「隼…世って…
キス…好きですよね…」
「好きだよ…。
真那も好きだろ…」
「嫌いでは…ないですけど…」
嫌いな人なんて…居ないと思いますけど…。
「好き…だろ?」
「嫌いでは…」
「好き……だろ?」
分かりましたよ。
言いますよ!!
「はい!
好きですよ!!!」
これで良いですか?
「じゃあ…
しようか…。
またいつ出来るか分からないし…」
増月社長はそう言いながら、私を増月社長のデスクの上に座らせる。
「長く…さ…」
「はい…」
そして、増月社長との長いキスが始まった…。
「…んっ…んん…」
息が…上手く出来ない…。
今日のキスは増月社長に今までされてきたキスと全然違う。
激しいキス…。
とうとう激しいキスの恋愛ドラマか映画を見たんだ…。

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