はたらかなくても、はたらいても君が好き
あっ…。
テーブルに置かれてあるコップをひとつずつ回収していると、いつの間にか増月社長の座っていた席に来ていて。
あの時の事を…思い出してしまった…。
確かめたい…。
多分、私の予想で合っていると思うけど、本人の口からそうだと言われたい。じゃないと…。
じゃないと…増月社長に会った時、ドキドキしてしまいそうだ…。
でも、確かめたいからって、社長室に行くのはダメだと思うし…。
……んっ?
増月社長の座っていた席の下に何か落ちてる。
私はしゃがんでそれを拾って、見る。
万年筆だ…。
それは高級そうな紺色の万年筆だった。
増月社長の座っていた席の下に落ちていたって事は、増月社長の万年筆なのかな…。
「馬場、どうした?」
「近下部長。この万年筆が落ちてたんですけど…」
近下部長に万年筆を見せる。
「この万年筆は社長のものだな」
「増月社長が使ってるのを見た事があるんですか?」
「いや、ないけど。
ほら、キャップに“HAYASE”って書かれてあるだろ?」
近下部長が指差した所を見ると小さいがゴールドの文字で“HAYASE ”と彫られていた。
「でも、何でそれでこの万年筆が増月社長のものだって分かるんですか?」
テーブルに置かれてあるコップをひとつずつ回収していると、いつの間にか増月社長の座っていた席に来ていて。
あの時の事を…思い出してしまった…。
確かめたい…。
多分、私の予想で合っていると思うけど、本人の口からそうだと言われたい。じゃないと…。
じゃないと…増月社長に会った時、ドキドキしてしまいそうだ…。
でも、確かめたいからって、社長室に行くのはダメだと思うし…。
……んっ?
増月社長の座っていた席の下に何か落ちてる。
私はしゃがんでそれを拾って、見る。
万年筆だ…。
それは高級そうな紺色の万年筆だった。
増月社長の座っていた席の下に落ちていたって事は、増月社長の万年筆なのかな…。
「馬場、どうした?」
「近下部長。この万年筆が落ちてたんですけど…」
近下部長に万年筆を見せる。
「この万年筆は社長のものだな」
「増月社長が使ってるのを見た事があるんですか?」
「いや、ないけど。
ほら、キャップに“HAYASE”って書かれてあるだろ?」
近下部長が指差した所を見ると小さいがゴールドの文字で“HAYASE ”と彫られていた。
「でも、何でそれでこの万年筆が増月社長のものだって分かるんですか?」