【BL】お荷物くんの奮闘記
あちらは今のところ、門に近付いてくる魔物や軍勢などはいないようだ。
プロフェット並のレベルの影を作成・運用できる魔王の手勢がどういったものなのか推測が難しいこともあって、できる限り早めに輝炎の神殿で操作できる仕様部分を把握したい。
輝炎の神殿のトラップを継いだ記憶の通りに解除していき、祭壇の間まで進む。やはりウリエルは現れず、祭壇の奥からはデバックポイントに繋がっていた。
着いたからちょっと切るな、と通信アイテムの通話を切って、管理フロアに入る。基盤を開いてみると、そこに並んでいたのは地形の管理画面だった。
「ビンゴ」
今までの神殿の管理権限を思い起こしてみると、風雷の神殿が人物・生命体の当たり判定管理と配置情報管理、水雹の神殿は魔物やアイテム、武器装備品の管理ポイントだった。
魔王城は、世界の王が天災をも操る神だという噂話を真に受けるならばおそらく「変数管理」。
ならば、冥地の神殿か輝炎の神殿のどちらかが「魔法、ステータス管理」で、どちらかが「マップ・地形の管理」であるはずだと践んだのである。
確率は二分の一。
もし輝炎の神殿が「魔法・ステータス管理」だった場合は一時的に全国民のステータスを十倍などに設定して耐えてもらう予定だったが、今回はうまいこと地形管理の方を引き当てることができた。
大陸全土の人里を覆うように進入不可のブランクゾーンをいったん作っておき、王都の門の部分だけあけた状態にしておく。
そうすることで、城壁がいかに脆かろうがどれほど強い敵がやってこようが門の死守だけで防衛ラインは保つことができる。
門前に一番強い駒――リュータたちが陣取ってくれていればこちらの敗北はない。
プロフェット並のレベルの影を作成・運用できる魔王の手勢がどういったものなのか推測が難しいこともあって、できる限り早めに輝炎の神殿で操作できる仕様部分を把握したい。
輝炎の神殿のトラップを継いだ記憶の通りに解除していき、祭壇の間まで進む。やはりウリエルは現れず、祭壇の奥からはデバックポイントに繋がっていた。
着いたからちょっと切るな、と通信アイテムの通話を切って、管理フロアに入る。基盤を開いてみると、そこに並んでいたのは地形の管理画面だった。
「ビンゴ」
今までの神殿の管理権限を思い起こしてみると、風雷の神殿が人物・生命体の当たり判定管理と配置情報管理、水雹の神殿は魔物やアイテム、武器装備品の管理ポイントだった。
魔王城は、世界の王が天災をも操る神だという噂話を真に受けるならばおそらく「変数管理」。
ならば、冥地の神殿か輝炎の神殿のどちらかが「魔法、ステータス管理」で、どちらかが「マップ・地形の管理」であるはずだと践んだのである。
確率は二分の一。
もし輝炎の神殿が「魔法・ステータス管理」だった場合は一時的に全国民のステータスを十倍などに設定して耐えてもらう予定だったが、今回はうまいこと地形管理の方を引き当てることができた。
大陸全土の人里を覆うように進入不可のブランクゾーンをいったん作っておき、王都の門の部分だけあけた状態にしておく。
そうすることで、城壁がいかに脆かろうがどれほど強い敵がやってこようが門の死守だけで防衛ラインは保つことができる。
門前に一番強い駒――リュータたちが陣取ってくれていればこちらの敗北はない。