職場恋愛
「まー、要は荒木ちゃんがお子ちゃまなだけでしょ?逢坂が気に病むことないってー」


ずっと黙っていたしまがようやく口を開いた。珍しくまともなこと言ってる…?

「いやいや、お子ちゃまって。何歳よ?笑わせないで」


まーた突っ掛かる。いいじゃん。ほっとけよ。せっかくまとまりそうだったんだから。


これ以上悪口聞いてたらケガしそう!



「つーかさ。長年の疑問なんだけど」



眉間にしわを寄せてタバコをふかしたしま。
今度は何を言うんだい?



「彼女…ていうか恋人?ってなんのためにつくるの?いる?本当に必要?」






………何言ってんだ…?

って多分ここにいる人みんな思ったんじゃないかな。


いやいや、しまだってほしいと思うでしょうよ。それに、少し前に彼女いなかったっけ?



「みーんな運命だーとか言ってホイホイ付き合っちゃうけどさー。どんだけ世界狭いの。誰でもいいんじゃん?所詮性欲処理な訳でしょ。恋愛で悩んでる人見るとすっげーイライラすんだよね」


あらあら?島田くんキャラ崩壊かな?
どうしちゃったのかなー?



「それは人それぞれだと思うけど。お前そんなんだからモテないでひねくれたんだな、納得」


「ふはっ、それな」



山ちゃんには通じないと悟ったのか、それ以上崩壊させることはやめていつものヘラヘラキャラに戻った。


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