極上初夜は夫婦のはじまり~独占欲強めな社長ととろ甘結婚いたします~
私にとって、一番大切な存在は誰なのか。誰を逃したくなくて、誰を心から求めているのか。
それを考えたとき、真っ先に浮かんだ人物は涼我だ。
いつもあたり前のようにそばにいてくれた。
でもそれがあたり前ではなくなり、そばにいてくれなくなったらどうなるのかと考えただけで、寂しくて悲しくて、いても立ってもいられない。
『コイツを傷つけるヤツは誰であろうと俺は容赦しない。絶対に許さない!』
あの日の涼我の言葉が頭を駆け巡り、胸をキュッと締めつける。
鋭く真剣なまなざしだったし、万人のためではなく、私のためだから言ってくれたのだろうか。
そうだとしたら、涼我も同じ気持ちでいてくれているのかもしれない。
淡い期待を抱きながら、涼我の会社へと足を速めた。
涼我の会社は二年前、オフィスが手狭になったために今の場所に移転した。
スタイリッシュなオフィスビルの十階に位置するそこは、入口を入るとエントランスに社名が書かれた木目調の大きなパネルがある。
その手前には、パネルと同じ素材の洒落た机に、いつも受付の女性がひとり座っているのだが、もう定時を過ぎているためか今日はいなかった。
やはりアポなしで来たのは失敗だっただろうか。
社内もポツンと灯りがついている場所があるだけで薄暗く、どうしたものかと途方に暮れる。
それを考えたとき、真っ先に浮かんだ人物は涼我だ。
いつもあたり前のようにそばにいてくれた。
でもそれがあたり前ではなくなり、そばにいてくれなくなったらどうなるのかと考えただけで、寂しくて悲しくて、いても立ってもいられない。
『コイツを傷つけるヤツは誰であろうと俺は容赦しない。絶対に許さない!』
あの日の涼我の言葉が頭を駆け巡り、胸をキュッと締めつける。
鋭く真剣なまなざしだったし、万人のためではなく、私のためだから言ってくれたのだろうか。
そうだとしたら、涼我も同じ気持ちでいてくれているのかもしれない。
淡い期待を抱きながら、涼我の会社へと足を速めた。
涼我の会社は二年前、オフィスが手狭になったために今の場所に移転した。
スタイリッシュなオフィスビルの十階に位置するそこは、入口を入るとエントランスに社名が書かれた木目調の大きなパネルがある。
その手前には、パネルと同じ素材の洒落た机に、いつも受付の女性がひとり座っているのだが、もう定時を過ぎているためか今日はいなかった。
やはりアポなしで来たのは失敗だっただろうか。
社内もポツンと灯りがついている場所があるだけで薄暗く、どうしたものかと途方に暮れる。