あなたのことは絶対に好きになれない!
「え、まあ空いてますけど……」

「じゃあ飯行こうぜ。そこで色々話そう」

「え、え?」

何か、勝手に話を進められてる?
オウスケくんと食事に行くなんて絶対嫌なんだけど……。
でも、嫌だとは言えない雰囲気もあって……。


「俺ももう少しで仕事終わるから、十九時に駅の改札前で待ってろ」

結局、私が何も言えないでいる間に、オウスケくんは私に背を向けて営業室の方へと戻っていってしまった。


な、何なの⁉︎
ご飯なんて絶対嫌だ!

でも、聞かなかったことにして家に帰ったら明日以降、彼に何をされるか……。
今営業室に戻ったら他の営業さんたちもいるから、〝行きません〟と直接伝えるのも難しい……。


一緒にご飯に行く、っていう選択肢しかなさそう⁉︎

やだぁぁぁ……。
< 18 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop