あなたのことは絶対に好きになれない!
「金本さんもごめんね。肩が濡れちゃった」

そう言って、私の肩にもハンカチを当ててくれる。


「水だから染みとかにはならないと思うけど……一応、お手洗いとかで確認してみて」

そう言われ、ハッとした。


助けて、くれたんだ。



「は、はい。では、失礼します」

私は立ち上がり、その場から逃げるように去った。
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